キャンピングカーのFFヒーターとは?
キャンピングカーのFFヒーターは、Forced draught balanced Flue systems(強制給排気式)の略で、換気をおこなうヒーターを意味します。燃料と車外の空気を混合させたものを燃焼させ、その際に発生する熱を熱交換器に送ります。そして、空気吸入口から取り込んだ車内の空気を熱交換器で暖めます。
FFヒーターの主なメリットは、以下の3つです。
- 燃費が良い
FFヒーターは、燃料と車外の空気を混合して燃焼させるため、燃費が良いのが特徴です。また、燃料の消費量が少ないので、ランニングコストも抑えることができます。
- 車内の空気が汚れない
FFヒーターは、燃焼の際に発生する排気ガスを車外に排出するため、車内の空気が汚れません。そのため、車中泊やキャンプなどのアウトドアシーンで活躍します。
- 車内の温度を素早く均一にできる
FFヒーターは、強力な風を送り出すため、車内の温度を素早く均一にすることができます。そのため、寒い日の車中泊やキャンプで、快適に過ごすことができます。
FFヒーター使い方
① FFヒータースイッチを回すだけで電源が入ります
・スイッチを入れると最初は冷たい風が出てきます。
・この時、車の外では少しガソリンのニオイがするかもしれません。
・ガソリン臭いからといってこの時にヒーターのスイッチを切らないでください。
・スイッチを入れてからしばらくするとゴォーという音ととともに温かい風になってきます。
・10分もすると温かい風を通り越して熱いくらいの風が出てきます。
② 温かい風が出てきたら温度調節ダイヤルなどを回して温度調節してください。
・しばらく使っていると車内の温度が上がり、風が出てこなくなります。
・これは温度調節機能が働いているためで、車内の温度が下がってくるとまた温風が出てきます。
まとめ
FFヒーターは、キャンピングカーの車内を暖めるのに便利なアイテムです。燃費が良く、車内の空気を汚さず、強力な風で車内の温度を素早く均一にできるので、寒い日の車中泊やキャンプにぴったりです。